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独り異国の地に居ると
燐寸の燃える匂いが漂う度にあの子を思い出す。
紅い蝋燭の炎を見つめる度にあの子の白い肌を思い出す。
白い肌のキャンバスに零れ落ちる紅い雫
紅い雫が落ちる度に跳ね上がる躰
胸・腹・背中・臀部に零れ落ちる紅い雫
紅い雫が落ちる度に潤んでいく瞳
紅い薔薇の花びらの様に飛び散る紅い雫
強張る躰に紅い雫が落ちる度に火照る躰
胸・腹・背中・臀部に6つの大輪の紅い薔薇を花咲かせ
潤んだ瞳から一滴の透明な雫を頬に伝わらせ
白い肌のキャンバスがピンクの肌のキャンバスと変貌させ
その姿を見る度にあの子の元へ帰ってきたのだと安堵する。