私に生きる希望をくれた人
この人の漫画に出会えて、生きていたいと思った。
あの頃、私はこんな人生に生きている意味なんて無いと思っていた。
実際に毎日が死にたいと思っていた。
北条 司初めての出会いは、忘れもしない小学5年生の夏休みです。
父の実家に行った時です。
なんにもない田舎です。
山の中腹に家があり、家の前は川で後ろは山肌の土壁です。
父の同級生が暇だからと言って、以前に息子が帰郷した時に置いていた漫画を持って来てくれました。
その中にあってのが「CAT’S EYE」でした。
それまで、本に興味が無く本自体も読まなかった。
学校の国語の本読み自体も嫌いで避けていた私でした。
本当になにもなく暇で暇でやることも無い時間が多すぎて、時間を潰すのに気まぐれに読んだ本に人生を変えられるなんて思いもしなかった。
この時の感動の衝撃は凄かったです。
本て、こんなに面白い物だと初めて感じました。
それから少しずつ、真剣に本を読みました。